皆さんこんにちは!
今回は広島の菊池涼介選手に関する記事です。
菊池選手は2019年オフにメジャー挑戦を公表して話題となりました。
今回の記事ではメジャースカウトからの評価などのメジャー挑戦への一連の流れをまとめましたの!
この記事を読むことで、菊池選手のメジャー挑戦の大まかな流れから詳細の耳寄り情報まで手軽に得られます!
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目次
菊池涼介にメジャーは無理なのか?
引用:valor0code.com
結論から言いますと、菊池選手は今回メジャーに移籍することは叶いませんでした。
菊池選手個人の要因に関しましては次の段落で話しますが、今オフの米メジャーFA市場は二塁手がかなり多かったことが一つの大きな要因としてあるようです。
この要因の大きさを説明する指標の一つにWAR(Wins Above Replacement)があります。
これは「そのポジションの代替可能選手に比べてどれだけ勝利を上積みしたか」、つまりチームの勝利にどれだけ貢献したかを図る指標なんですね!
このWARの数値的イメージは以下の通りです。
WAR0.0→ほかの選手と代替可能
WAR2.0→レギュラーの野手、先発投手
WAR4.0→オールスターレベル
WAR6.0→MVPレベル
菊池選手はこの指標でいうと、3.8です。
つまりほぼオールスターレベルといった感じでかなりの貢献度ですね。
一方、今回のFAでレイズに移籍した筒香選手は1.5でしたので、FA市場の需給による影響は大きかったのではないかと思われます。
普通に考えればメジャー移籍も無理のないようなレベルのように思えますよね?
次の段落では、菊池選手個人の要因について話していきます!
・菊池涼介選手は結局メジャー移籍はできなかった
・メジャーのFA市場で二塁手が異常に多かったことがオファーがなかったことの一つの要因か
・WARでは筒香選手を超える数値を出していたため、メジャー移籍も時期をずらせば無理ではないかも
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菊池涼介のスカウト評価!いつどこに移籍するのか
引用:nikkansports.com
菊池涼介のスカウト評価を公開!
菊池選手は先ほど書いたように、メジャー移籍とはなりませんでした。
2020年1月2日のポスティング期限を待たずして、2019年の12月末に広島残留を決意したのです!
つまり、来年からも広島でプレーをするんですよね!
さて、本題のメジャースカウトからの菊池選手の評価ですが、結論から言いますと「そこまで高くはない」です。
メジャースカウトからの守備評価
菊池選手のダイナミックな守備力に対する評価はかなり高く、その守備範囲はメジャートップレベルと言わしめています。
引用:スポニチ
その守備面でアピールしようとするも、「メジャーの中だと確かにショートも守れるが肩を考えるとセカンドがベストだ」との声もあり、肩がそこまで強くないことに対する懸念も。
メジャースカウトからの打撃評価
さらに、打撃面での評価がかなりいまいち。
日本でも打力が低い部類に入るため、メジャーの投手相手だと厳しいとの声や出塁率の低さに難色を示すスカウトもかなり多かったようです。
引用:デイリースポーツonline
出塁率の面ではメジャー移籍した秋山選手や筒香選手と比べて四球を選ぶ率がかなり低いため、出塁率もかなり低くなっていますね。
ここもかなりネックになっているようです。。
さらに、メジャーではフライボール革命が起こっており、ゴロが減っています。
左の強打者の時はセカンドとショートで一二塁間を守るフォーメーションを取ったりするため、そもそも守備力を重視しなくなっているというのも特殊要因としてありますね。
・メジャーからの守備力に対する評価は高いが、肩力を考えるとユーティリティー性が低い
・シンプルに打力の問題も。出塁率の低さがネック
・フライボール革命により二塁手は守備力よりも打力重視傾向
菊池涼介はいつどこに移籍できる可能性があるのか
引用:gunosy.com
菊池涼介はいつメジャーに挑戦ができるのか?
いつかを現時点で言い当てることは不可能だと思いますが、可能性としてはあるのは最低でも数年後となるでしょう。
その理由を解説していきます。
メジャー移籍をするために考えられる基本的な方法は2つあります。
①FA権再取得
②ポスティングシステムを利用
①の海外FA権再取得は正直あまり現実的ではないと思います。
というのも、海外FA権取得には9シーズンの一軍登録日数が必要なので。
ちなみに1シーズンを145試合の一軍登録と規定しているため、さすがの菊池選手も次回取得するときにはそもそもプロの世界にいるかもわかりません。
時間がかかりすぎるというロジックで現実的ではないというのがわかります。
次に、②のポスティングシステムの利用です。
ポスティングシステムとは、簡単に説明すると以下のようなイメージですね!
球団から許可を得たうえで、ポスティングを行使した選手を欲しがる海外球団がお金を提示して一番高い金額を提示した球団から元所属球団はお金と選手を交換
まぁ入札を行って一番高い落札額を提示した球団に選手を渡すわけですから、選手は球団を選べないんですよね。
いずれにせよ、こっちのほうが可能性としては高いと個人的に思っています。
ただ、球団との折り合いやファンの圧力を考えると数年はかかってもおかしくないでしょうね。
菊池選手はどこのメジャー球団に移籍できるのか?
上で説明したように、可能性として高いのはポスティングシステムを使った場合です。
そのため、菊池選手が球団を選ぶ権利はないといっても間違いではないでしょう。
どんな球団が菊池選手を欲しがりそうかですが、以下の2点が考えらえますね。
・二塁を守れる選手がほとんどいない球団(もしもの時の守備固め)
・内野手の守備力が全体的に異常に低い球団
ただ、今後どの球団がこんな状況に陥りそうかを予測することはほぼ不可能でしょう。
さらに、二塁手の流動性が高いということが今回のFAマーケットで分かっているので有能な二塁手が突然不足するという事態はあまり考えにくいです。
そのため、現時点ではどの球団が菊池選手を欲しがるかはわかりませんが、上記のような条件に当てはまる球団が今後出てくれば必然的に菊池選手を欲しがるでしょう。
・菊池涼介選手が次にいつメジャーに挑戦するかに関しては、ポスティングシステム利用が現実的
・二塁手が圧倒的に不足している球団が今後出てくれば、その球団からの菊池選手に対する需要は高まりそう
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菊池涼介にメジャーは無理?スカウト評価やいつどこに移籍まとめ
・菊池涼介にメジャーは無理なのか?
菊池選手はメジャー移籍とはなりませんでした。
要因としてはいくつかありますが、菊池選手個人の問題を除くと「FA市場で二塁手が多かった」という特殊要因もありそう。
ただ、WARはほかのメジャーに移籍した日本人選手よりも高いため、タイミングの問題も大きいと思いますね。
・菊池涼介のスカウト評価やいつどこに移籍
メジャースカウトからの評価はそこまで高くないです。
守備に関してはかなりの高い評価を得ていますが、肩力に対する不安から二塁以外はちょっとという声があるなどユーティリティー性に欠けてしまっている可能性があります。
また打撃面では日本でもバッティングがいいとは言えず、選球眼もそこまでよくなく四球が少ないため出塁率に不安があるようですね。
また、そもそもフライボール革命により守備力の高いに二塁手よりも打力の高い二塁手に需要があるのでしょうね。
次にいつメジャーに挑戦するかに関しては、球団との話し合いによりポスティングシステムを利用できる時でしょう。
どの球団が欲しがるかに関しては現状不明ですが、二塁手が異常に流出してしまった球団が補強のため欲しがるといった流れが一番ナチュラルだと思いますね。
ただ、2020年からも広島で活躍して日本一に貢献してほしいです!
今回は以上です。
ありがとうございました。
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